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社労士倶楽部

社労士倶楽部社労士倶楽部 設立趣意









昨年、社会保険労務士制度も30周年を迎えた。一つの時代が終わりを告げようとし、また新たな時代が始まろうとしている。

 今この複雑な経済社会の時代において、社会保険労務士として、社会に対し何が出来るか、そのために社会保険労務士として、何をすべきかを問われる時代がまさに到来した。
青森県社会保険労務士会においては、青年委員会(前・運営企画委員会)活動により、支部を越えた県内若手の社会保険労務士と交流を深めることが出来た。また、事業内容についても、モデル就業規則の作成、年金事例集、業務事例集等々、知識の向上にもつながった。

 しかし、社会保険労務士という公の組織であるため、活動に制限が多く、自由な発想のもとで自由に活動することが困難であった。今こそ組織主導から自由性への変革を目指し、何ら制約を受けず、新しい時代に向け、自己の向上を図る時ではないか。
自己を解放し、駆け引きをせず、年齢やキャリアに関わらず、信頼関係を深め友情を築き、互いに切磋琢磨し、倒れそうなときは励まし合い、親睦のために酒を飲み、唄い踊り、温泉につかり、知識の向上のため勉強し研究し、そして発表し、自己研鑽に励む。
われわれが向上することにより、受託事業所も向上する。自ずと社会保険労務士の社会的な地位の向上も図ることができ、あわせて社会福祉の増進に貢献できる。ここにわれわれ社会保険労務士は自主研究会の設立を決意した。



平成11年 4月 9日